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3月24日の土曜日、いよいよ梅田バス通りの <まなぶ>のお教室は2018年度の卒業式をもって 幕を閉じることになりました。 2A教室での式に先立って、パパ先生は想いを 込めて式次第を一文字、一文字黒板に記しながら 感慨深そうに見つめていました。 |
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式の始まりに当たって『窓』の最終号を子ども達 と読み合うママ先生です。 千草園さんにお作りいただいた子ども達への花束 に囲まれて、大きな祝福の喜びと、一抹の寂しさ で、時おり胸がいっぱいになって涙が出そうで 困りました。 |
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さぁ、小学生の部の卒業式のスタートです。 <まなぶ>では合格の垂れ幕が卒業証書の代わり となりますが、一人一人がパパ先生から証書を 受けとるたびに後輩や先輩から大きな拍手を もらって、6年生はとても誇らしそうでした。 最後に、2月・3月の2か月間を楽しく学んで 来た「BLUE SKY SEED」を全員で朗読して 後輩達に「すごいなぁー」と感動されました。 |
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次は中2と中3の卒業式です。 あっちゃんは合宿中で残念ながら欠席でした けれど、中2のみさきちゃん、はなちゃんからは 「もっと、もっと<まなぶ>で勉強したかった」 という嬉しい言葉があって、ママ先生は胸を熱く しました。 最高学年の中3生からは後輩たちに向けて励まし のメッセージがたくさん寄せられました。 |
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ゆうちゃん、りこちゃん、ゆうきちゃん、 大ちゃん、たかあきくん、それと復習のために 中3に入っていた高1のさえちゃん、長い長い <まなぶ>を本当にご苦労様でした。 一番長いゆうちゃんは小学1年生の入室から 今日までの9年間、短い裕希ちゃんでも5年間 ですから<まなぶ>は塾というよりは、 もう1つの家庭であったように思います。 |
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ここで4年前に中学の部を卒業したハム君が 国学院大に合格したという報告のために来訪 しましたので、飛び入りで後輩に一言という ことになりました。 ハム君は初等教育を目指して小学校の国語の 先生になりたいそうで「そういう志をしっかり 持って中学に進まないと、合格してホッとして 遊んでいるとズルズルと成績は下がるよ」と 実体験からの真実味あふれる報告がありました。 |
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後輩は先輩の話に「フーーーーム」という感じ で聞き入っていましたが、「僕は何度もママ先生 から叱られたけど、ママ先生が叱ってくれたのは この合格のためだったのだと、今、ようやく 気づきました。この気づきの早さ、遅さが人生の 分かれ目で、僕は気づくのが遅すぎました。」 という話はハム君らしくてほのぼのと後輩達の 胸に届いていくようでした。 |
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「よく頑張ったね、良い先生になってね!」と パパ先生からお祝いをもらって嬉しそうなハム君 です。 来年からは、こうして大学の合格報告に戻る教室 がなくなってしまう皆さん、ごめんなさいね。 でも皆さんの活躍をいつでも応援していますよ! |
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ラストの「贈る言葉」では、まず社会を教えて 下さって<まなぶ>で15年の千尋先生からです。 「とにかく社会は楽しく興味を持つこと。 点数ではなく、好奇心を持って日常を過ごすこと が大切」というメッセージが贈られました。 一時期<まなぶ>の英語をみて下さった洋子先生や 大吾先生からも「人生は楽しいことばかりではない。 むしろ失敗や挫折から学んでほしい」という言葉が 届けられました。 |
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又、この日、飛び入り参加の 山脇の高3の雅子さんからも卒業生に一言、という ことで楽しかった思い出や、戻る教室がなくなる 寂しさを涙と共に語ってくれました。 ありがとう、雅子ちゃん。でも、いつでも先生の 自宅に戻っていらっしゃい。 |
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いよいよ最後はパパ先生の贈る言葉、 ならぬ贈るボールペンです。 今日の記念に卒業生も、在籍生も、みんなの心に <まなぶ>を届けます。 |
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どうした風の吹き回しか、人前に出ることが 嫌いなチョビちゃんが「贈る言葉」のコーナーで ニャーニャーと登場してきました。 12年間も教室を守っていたガードキャットです ので最後は子ども達とお別れがしたかったので しょう。 |
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式を終えてテント下で応援歌を歌う子ども達と ママ先生です。パパ先生も千尋先生も左の後方で 歌っていますがフレームに入らずに残念! |
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最後はご父母も交えてクラッカーの嵐です。 長い間の健闘を互いに讃え合いながら、この後 子ども達は「さようなら」、「さようなら」と 教室を去りました。 さぁ、明日からは教室移動の準備が始まります。 |
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32年間もの間、毎月、毎月、<まなぶ>の 子ども達の様子を伝えてきた掲示板も、いよいよ 3月の最終号で終了となりました。 最終号は「春天来了」の詩を巻頭に掲げて、お別れ のご挨拶を差し上げましたが、別れは新しい出会い とのスタートでもありますので、明るく、春らしい クラフトで<まなぶ>らしく飾りました。 ー皆さん、長い間本当にありがとうございましたー |